顔のたるみがあるだけで老け顔に見られてしまいがちです。
たるみは肌のハリや表情筋の衰えによるものが多いですが、普段の何気ない生活習慣が原因となることもあります。
日常の些細なたるみのサインを見逃さないようにして、適切な対策をとるようにしましょう。
朝起きたら枕の跡が顔にくっきり!早く出かけなくちゃいけないのに、跡が消えない・・・!なんてことありませんか?
こうした、たるみ始めのサインを見逃さないようにすることが、たるみ改善の第一歩です。
加齢や重力になんとか逆らい続けて、いつまでもピンとハリのある若々しい肌を保ち続けるようにしましょう。
顔のたるみの原因って?
1.肌弾力の低下
お肌の真皮層にはコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった潤い成分が含まれているのですが、こうした潤い成分が不足してくると肌弾力が低下し、たるみにつながってくるのです。
この潤い成分は加齢と共に減少していきます。ピークは20歳頃で、それ以降は減少する一方で40歳頃には赤ちゃんのおよそ半分の量になると言われています。
また、紫外線を浴びることでも減少していきます。紫外線を浴びるとコラーゲンなどの潤い成分を作り出す繊維芽細胞が破壊されます。そうするとコラーゲンなどの潤い成分が上手く作り出されず、肌のハリが無くなってきてしまうのです。
さらに水分の不足している人は肌弾力が低下しやすいです。あまり水を飲まない人というのは肌の潤いを失いやすく、カサカサ肌になりやすいです。
2.表情筋の衰え
身体と同じように顔にも筋肉があります。
顔の筋肉というのは、普段よくしゃべったり笑ったりする人でも、全体の2~3割程度しか使っていないと言われています。
顔の筋肉も身体の筋肉同様、使っていないと筋肉は衰えていきます。
こうした衰えによって肌を支えきれなくなってしまい、重力によってたるんだ顔になってしまうのです。
3.乾燥
肌が乾燥すると肌の保湿力が低下し、免疫力も低下します。
そうすると肌の生まれ変わりである新陳代謝が乱れ、肌のハリが失われたるみが出来てしまいます。
肌が乾燥した状態というのは、真皮層の水分を十分に保つことができない状態であり、真皮層の負担となってしまうのです。
4.過度な体重増加&減少
大幅な体重の増減も顔のたるみの原因になります。
体重が急増すると、顔の皮下脂肪が増えるため、筋肉や皮膚を支えきれなくなってしまい顔がたるみ始めます。
逆に体重が激減すると、これまでパンっと張っていた皮下脂肪が急激に無くなり、表面の皮膚が余ってしまいたるんでしまうのです。
5.生活習慣
普段の間違った生活習慣がたるみの原因となることがあります。
まずは睡眠不足です。睡眠中には肌ダメージを修復する成長ホルモンが分泌され、たんぱく質の合成が盛んになり肌細胞に栄養を与えます。しかし睡眠不足になると、肌の新陳代謝が悪くなり、酸素や栄養素が十分に行き渡らず、老廃物が溜まってしまいたるみに繋がってしまうのです。
また、食生活も密接にかかわってきます。栄養不足などでコラーゲン生成の材料であるたんぱく質や、コラーゲン合成や新陳代謝促進の効果のあるビタミン・ミネラルなどが不足してしまうと、皮膚機能を十分に維持することが出来なくなってしまい、たるみなどの肌トラブルを起こしてしまうのです。
原因別で見る顔のたるみ改善方法
「1.肌弾力の低下」対策
肌弾力の低下を改善する化粧品を使う
肌のハリアップを目指すには、「ビタミンC誘導体」「ナイアシン」「レチノール」といったコラーゲンの生成を促進してくれる成分や、バリア機能や保湿効果の高い「セラミド」などの成分を取り入れることが大切です。
そんな成分を含んだ肌弾力の低下に効果的な化粧品を紹介します。
ライースリペア
ライースリペアは、皮膚水分保持能を改善できる成分として《世界で唯一》認められた医薬部外品有効成分『ライスパワーNo.11』が含まれています。
ライスパワーNo.11は、角質層よりさらに内側、表皮の最も内側の基底層まで浸透し、肌内部に働きかけてくれます。うるおすだけでなく直接細胞に働きかけるため、内側からのハリ・弾力が感じられるみずみずしいお肌へと導いてくれます。
肌の力を高める「真のエイジングケア」ができる優れものです。
ライースリペアの詳細はこちら
MUNOAGE(ミューノアージュ)
ミューノアージュは、東京ミッドタウン皮膚形成外科である「ノアージュ」の院長が開発したドクターズコスメです。
EGF、FGFなどの7種のペプチドを配合しており、アトピー性皮膚炎で悩んだ院長が自ら開発した商品の為、刺激が少なく敏感肌の人にもおすすめしたい商品になっています。
MUNOAGE(ミューノアージュ)の詳細はこちら
アイキララII
アイキララIIは目元を集中的にケアしたいといった場合におすすめです。
ハリとツヤを与えてくれる「レチノール誘導体」を配合しており、根本から肌本来の美しさへとサポートしてくれます。
また、目の下の薄い皮膚を支えるために不可欠なコラーゲンをサポートするMGA(ビタミンC誘導体)を配合しており、肌の奥まで(※角質層まで)届いてしっかりとケアしてくれるのです。
そして、このMGAのはたらきを高めるブースター成分「MGA」によって皮膚の保護力をさらにアップします。
アイキララIIの詳細はこちら
メディプラスゲル
メディプラスゲルはオールインワンタイプなので、これ一つで4役をこなしてくれ、簡単にたるみ対策ができてしまいます。
いろいろやるのは面倒くさいというずぼらな方にぴったりです!
肌環境を改善する効果のある美容成分が62種類惜しみなく配合されており、1ヶ月のスキンケア代が1,998円とコスパが良いのも嬉しいですね。
モンドセレクション2年連続金賞受賞、満足度97%という評判の高い商品です。
メディプラスゲルDXの詳細はこちら
紫外線対策をしっかりとする
肌弾力を低下させないためには、日頃の紫外線対策も必要不可欠です。
紫外線というと、夏をイメージする方が多いと思いますが、冬も含め一年中私たちに降り注いでいるのをご存知ですか?
油断しがちな冬こそしっかりと対策をすることが、たるみを悪化させない秘訣です。
紫外線対策と言えば日焼け止めです。日常生活レベルであればSPF35~40くらいのもので十分でしょう。
レジャーなど日差しの強い場所に行く時や、長時間外にいることが多い場合はSPF50位のものを使用することをおすすめします。
また、日焼け止めは汗をかいたり拭き取ったりすることで落ちてしまいますので注意が必要です。効果を持続させるためにも小まめに塗りなおすようにしましょう。
「2.表情筋の衰え」対策
エクササイズ
どんなに高価な化粧品を使っても、お顔の血行が良くないと化粧品の効能が行き渡りません。
また、筋肉の衰えからくるしわやたるみには、どれだけ化粧品をお肌の表面に塗っても改善されることはありません。
しっかりとお顔のエクササイズをして表情筋を鍛える必要があります。
表情筋を鍛えることで、血行が促進され、お肌に必要な栄養素が顔全体に行き渡り、ハリのある艶やかな素肌へとなっていきます。
また、この状態で正しいスキンケアをやってあげれば、その効果は倍増します。
必ず上記で紹介した化粧品を使ってのケアと合わせて行うようにしましょう。
エクササイズ1:コリ固まった表情筋をほぐす
まずはコリ固まった表情筋をほぐしてあげましょう。
【手順】
・顔の中心に全ての顔のパーツを引き寄せて5秒間キープ
↓
・今度は引き寄せたパーツを外側に引き離して5秒間キープ
↓
・上記の動作を10回繰り返します
普段あまり使わない顔の筋肉を使う為、最初はちょっとつらいかもしれません。そんな時は10回ではなく、最初は5回くらいにしましょう。無理をしすぎると返ってよくないので、無理はしないようにしましょうね。
エクササイズ2:ほっぺ風船膨らましエクササイズ
頬の筋肉を柔軟してあげるエクササイズです。頬のもたついてきた時にやると効果的です。
【手順】
・両頬を風船のように、ぷうっと膨らませて10秒間キープ
↓
・今度は空気を口の奥に送り込むように口をすぼめて頬をへこませて10秒間キープ
↓
・上記の動作を5回繰り返します
エクササイズ3:笑顔エクササイズ
頬の筋肉のトレーニングです。上記のほっぺ風船膨らましの後にやるのがおすすめです。
【手順】
・上の歯を見せるようにして笑顔を作ります
↓
・頬と口角が上がりきったところで、10秒間キープします
↓
・元に戻します
↓
・上記の動作を3回繰り返します
エクササイズ4:眼輪筋と外眼筋を鍛える
目の周りの筋肉の衰えに効果的です。
【手順】
・ばっちりと目を大きく開きます(※この時、額にしわができないように手でおでこを抑えます)
↓
・顔を動かさないよう黒目だけで右を見て、そのまま5秒かけてワイパーのように上を通って左に動かします
↓
・左にきたら、今度は同じように5秒かけてワイパーのように上を通って右に動かします
↓
・上記の動作を5回繰り返します
エクササイズ5:ウインクエクササイズ
目の下のたるみに効くトレーニングです。
【手順】
・ウインクをするように左目だけを閉じる、開けるを素早く30回繰り返します。※閉じる際はしわが寄らないよう力を入れすぎないこと
↓
・右目も同様に行います
↓
・次はウインクをするように左目だけを閉じ、そのまま10秒間キープします。※この時もしわが寄らないよう力を入れすぎないこと
↓
・右目も同様に行います
エクササイズ6:ベロ回し体操
口周りの筋肉を鍛えることが出来、頬のたるみやほうれい線に効果があります。
【手順】
・唇は閉じた状態のまま、舌先を上の歯茎部分におきます
↓
・舌先を内側から押し出すようなイメージで口周りを、時計回りでゆっくりと一周させ、同じように5回繰り返します
↓
・5周したら同じように反対周りで5周回しましょう。
慣れてきたら回す回数を増やしていきましょう。
美顔器を使って表情筋を鍛える
顔の筋肉を気軽に効果的に鍛える方法として、美顔器を使う方法もおすすめです。
上記で紹介したエクササイズで顔の筋肉をほぐしてから、美顔器を使うことでより効果が倍増しますので、必ずエクササイズと合わせて行うようにしましょう。
たるみに効くおすすめ美顔器1「美ルルリバース」
まずおすすめしたい美顔器は美ルルリバースです。
美ルルリバースは顔の深層表情筋にダイレクトに働きかけてくれるので、簡単に自宅で顔の筋トレをすることが出来ます。
口元やフェイスライン、目元など顔全体に使うことができるので、気になる部分を重点的に鍛えることもできます。ヘッドがU字になっていてお肌にフィットさせやすいのもGoodポイント!
筋肉が衰えてたるんでしまったお肌にハリを与えてくれます。
美ルルリバースの詳細はこちら
たるみに効くおすすめ美顔器2「ANLAN RF温冷美顔器PRO」
ANLAN RF温冷美顔器PROはイオンクレンジング、イオンモイスチャー、赤色光エステ、青色光エステ、振動エステ、RF「ラジオ波」、EMSリフト、温熱ケア、冷却ケアなど9つの機能を備えた本格派美顔器です。
ヘッド部分は18K純金メッキ特殊加工となっており、導電性が抜群で、RF「ラジオ波」・EMS微電流・イオン導出・イオン導入などのより高い効果が期待できます。
衰えてしまった肌にハリとツヤを与えてくれる優れものです♪
ANLAN RF温冷美顔器PROの詳細はこちら
「3.乾燥」対策
保湿ケアをしっかりと
保湿ケアをしっかりとして乾燥対策をしましょう。
保湿ケアには保湿に特化した化粧品を使ってケアをする必要があります。
保湿化粧品を選定するうえで重視したいのは、保湿力・保水力・浸透力の3つです。この3つの効果に定評のある化粧品をご紹介したいと思います。
オルビスユー ドット
オルビスユー ドットは年齢サインの因子に着目した肌化学エイジングケア化粧品シリーズです。
人間に備わっている「成長因子GDF11」が肌再生に関わるさまざまな因子産生のキーになっていることに着目した先進美容発想で、シミ・シワ・たるみ・毛穴といったエイジングが気になる肌にうるおいを与え、 透明感のあるみずみずしいお肌へと導いてくれます。
未来の自分の肌を日々育てている実感が湧くお手入れがしたいという方に非常におすすめです。
オルビスユー ドットの詳細はこちら
madama・hada
madama・hadaは、素顔の美しさを手に入れることができるように、肌本来の力を引き出してくれる化粧品です。
肌の力を維持し、整えていくことをコンセプトにしており、ハリに満ちた、すこやかで若々しい肌を目指せます。
いつでも自信を持って裸の肌で過ごせる日々を実現したいという方には非常におすすめです。肌なじみが良いので、脂性肌の方にもサラッと使いやすいですよ♪
海洋成分と和漢のエキスで基礎肌力が変わっていく喜びを、ぜひ実感してみてください!(^^)!
madama・hadaの詳細はこちら
「4.過度な体重増加&減少」対策
痩せ&太りたるみのケア方法
とにかく過度なダイエットや暴飲暴食をして急激に太るようなことはしないようにしましょう。
普段からバランスの良い食事を摂り、適度な運動をするなどして、適正体重を維持するようにしてください。
すでに激太り・激やせしてしまった!といった場合には無理せずじっくり時間をかけて(※1ヶ月で1~2キロ目安)適正体重まで持っていくようにしてください。
基本的にはベストな適正体重を維持することを心がけましょう。
「5.生活習慣」対策
長時間のスマホやPC作業はNG!
スマホやPCを長時間使用すると首の筋肉がコリかたまったり、血流が悪くなってしまい、顔のたるみが生じてきてしまいます。
長時間のスマホやPC作業はしないようにしましょう。
ただ、どうしても仕事上長時間使用しなければならない人もいるかと思います。
そんな人は血行が悪くならないよう首をほぐすようにゆっくり回したり、適度に休憩をとり目を休めたり、上記で紹介した表情筋のエクササイズをするなど、顔や首の筋肉が凝り固まらないよう気を付けましょう。
食生活に気を付ける
顔のたるみは「糖化」によって加速します。
糖化とは砂糖をたくさん摂取したときに起こり、余分に摂った糖分が体内の「コラーゲン」と結びつき体を老化させてしまう現象のことを言います。
糖化の原因は砂糖の過剰摂取だけではなく、血糖値を急激に上げることも原因になりますので、食事の間隔を空け過ぎないようにしたり、食事の時は野菜など脂の少ないものから食べるようにするなど食べる順番にも気を付けるようにしてください。
血糖値の上昇を抑えてくれる食べ物を積極的に摂り入れるのもおすすめです。
主に食物繊維が豊富なもの(野菜、豆、海藻)が血糖値の上昇を抑えてくれます。
だからといってこればかりを摂取していればいいというわけではありません。バランス良い食事を摂ることが健康と美には必要不可欠です。
正しい姿勢を心がける
日頃の姿勢を正すことも、たるみを改善させる上で大切です。
猫背であごを前に突き出した姿勢になると、首の後ろの筋肉が縮み、顔全体が下方向へ引っ張られてたるみを加速してしまいます。
パソコンを使ったデスクワークやスマートフォンを見ている際は、どうしても猫背になりがちですので、姿勢が悪くなっていないか、日頃から意識するよう心がけましょう。
どうしても癖で猫背になってしまうという人は、猫背矯正用ベルトなどを利用してみるのもいいでしょう。
良質な睡眠をとる
睡眠不足でいると身体の細胞を作るための成長ホルモンが分泌しないので、肌のターンオーバーが悪くなり一気に顔のたるみが進行してしまいます。
十分に睡眠時間は確保するようにしてください。また、成長ホルモンはお肌のゴールデンタイムと言われている「22時~翌午前2時」に最も分泌量が増えると言われています。
時間だけでなく質も重要なので、できるたけこの時間帯に眠るように心掛けましょう。
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