口角が下がっていると覇気がないように見えるだけでなく、顔のたるみに繋がったり老けて見られてしまう要因となります。
反対に、口角を上げるとたるみを防止することができるだけでなく、幸せ・満足感を感じる物質「セロトニン」の分泌が増えたり、免疫力が向上するなどの効果も期待できます。
見た目の美しさだけでなく、健康面においてもプラスになるなど良いことずくめです。
今回は口角が下がる原因や、改善させる方法をご紹介します。
口角が下がる原因
- 口輪筋の衰え
- 口の周りの筋肉である口輪筋(こうりんきん)は口を閉じる役割の筋肉です。この筋肉が衰えると口を閉じる力が弱くなり、口角が下がる原因となります。
- 口元の皮膚のたるみ
- 加齢等によって皮膚の弾力が無くなってくると皮膚がたるんできます。皮膚がたるんで下がってしまうと口角が下がって見えてしまいます。
- 広頸筋の衰え
- 首を覆っている筋肉である広頸筋(こうけいきん)が衰えると、口角の位置を保つことができずに下がってきてしまいます。
スマートフォン操作は要注意?
下向きでスマートフォンを操作をすると、口角が下がる要因となるので注意が必要です。
下を向いている時間が長いと、顔のお肉が垂れて口角が下向きになってしまいます。
スマートフォンを操作する時は、なるべく目線の高さまで本体を持ってきて操作をするようにしましょう。長時間連続して操作をしないようにすることも大切です。
食事のときはよく噛むように!
あまり噛まずに食べる人や柔らかいものばかり食べる人は口輪筋が衰える要因となるので要注意です。
食事をする時は、固いものを意識的に取り入れる等良く噛んで食べることを意識するようにしましょう。
トレーニングで口角を上げよう
下がってしまった口角は、トレーニングをして鍛えることで、口角を上げることができます。
誰でも簡単にできる口角上げトレーニング方法をご紹介します。
【トレーニング1】
1) 口の中に思い切り空気を入れて膨らませます。
2) 口の中の空気を右頬に移動させて5秒間キープします。
3) 次は左頬に移動させて5秒間キープします。
4) 次は上頬に移動させて5秒間キープします。
5) 次は下頬に移動させて5秒間キープします。
6) 1~5を3回繰り返します。
【トレーニング2】
1) 口を「いー」の形にして口角を斜め上に引き上げ、その状態で5秒間キープします。
2) 次は口を「うー」の形にして前に思い切り唇を突き出します。
3) 1~2を3回繰り返します。
【トレーニング3】
1) 口を閉じた状態で口角を上げて5秒間キープします。
2) 口を大きく開けた状態で口角を上げて5秒間キープします。
3) 口を閉じ、唇を内側に巻き込んだ状態にして、口角を上げ5秒間キープします。
4) 口をすぼめて唇を前に突き出した状態で5秒間キープします。
5) 1~4を3回繰り返します。