
たるみというと、顔のケアのことばかり気を使ってしまいがちですが、顔と頭皮は1枚の皮膚で繋がっているため、頭皮のケアも怠ってはいけないということになります。
頭皮の血行が悪くなりたるんでくると、おでこや頬といった顔全体の皮膚もたるみやすくなってしまいます。
頭皮マッサージで凝り固まった頭皮をほぐしてあげて、たるみを改善させましょう。
頭皮のコリの原因は?
頭部には主に「前頭筋」「側頭筋」「後頭筋」の3つの筋肉があります。
これら筋肉が凝り固まってしまう原因には、以下のものがあります。
目を酷使する
目を酷使すると、眉毛を動かす際に使われる「前頭筋」が凝り固まりやすくなります。
パソコンやスマートフォン等の使いすぎで、目を酷使している人が増えてきています。
歯を食いしばる
歯を噛み締めることが多いと、下あごを閉じる際に使われる「側頭筋」が凝り固まりやすくなります。
歯を食いしばる癖がある人は注意が必要です。
姿勢が悪い
姿勢が悪い人は、「前頭筋」や「後頭筋」が凝り固まりやすくなります。
デスクワークの多い人は姿勢が悪くなりがちです。背筋を伸ばし、正しい姿勢を心掛けるようにしましょう。
あなたは大丈夫?頭皮のコリをチェックしよう!
頭皮のコリのチェック方法を紹介します。
頭皮が凝り固まっていないか、早速チェックしてみましょう。
【チェック1】: 頭皮を触ってみて、頭蓋骨を触っているような感触がするかどうかチェックします。
【チェック2】: 大きなボールを持つようなイメージで、両手の指を立てて頭全体を持ち、指の腹で頭皮を前後左右に動かします。
【チェック3】: 指の腹を使って額を動かした際に、その動きが頭皮と似たような動きをするかどうかチェックします。
結果
【結果1】: 頭蓋骨を触っているような感触がする場合、頭蓋骨の成長に頭皮が追い付いておらず、頭皮が凝っている可能性があります。
【結果2】: 頭皮を動かそうとしても、頭皮があまり動かない、もしくは全く動かないといった場合は、頭皮が凝り固まっている可能性が高いです。
【結果3】: 額と頭皮が似たような動きをすれば問題ありませんが、そうでない場合は頭皮が凝り固まっている疑いがあります。
簡単リフトアップ!頭皮マッサージのやり方
それでは、リフトアップ効果のある頭皮マッサージのやり方を紹介します。
マッサージ1
1. おでこの髪の生え際を、親指以外の指の腹を使ってグッと持ち上げます。頭頂部の方向へ引っ張り、そのまま20秒間キープします。
2. 手の平を使って、耳の上の頭皮をグッと持ち上げます。頭頂部の方向へ引っ張り、そのまま20秒間キープします。
3. 頭の上で両手を組み、上から手の平で頭を挟みます。そのまま上方向へ持ち上げて、20秒間キープします。
マッサージ2
1. 指の腹を使って耳の前を地肌を動かすようにくるくるとマッサージをします。
2. 同様に耳の上、耳の後ろをマッサージをします。
3. ピアノを弾くような手にし、髪をブラッシングするようなイメージで、おでこから頭頂部へ動かし頭皮を刺激します。※顔のたるみを引き上げるような感じで行います。ただし絶対に爪は立てないこと!
4. 同様に、側頭部から頭頂部、襟足から頭頂部、といった具合に頭全体をブラッシングします。
まとめ
いかがでしたか?
顔のたるみは、顔だけでなく頭皮のケアもしっかりと行ってあげる必要があります。
頭皮が凝り固まっていると血行不良を起こし、様々な肌トラブルの原因になります
紹介した頭皮マッサージはとても簡単でお手軽にできるので、ぜひ毎日の日課にしましょう。これを毎日やるだけでも周りに差をつけられますよ♪