女性ホルモンを増やす食べ物とはなんでしょうか。
女性なら誰でも、いつまでも若々しく美しくありたいと思いますよね。
いつまでもキレイを保つための食習慣を見直しましょう。
女性ホルモンとは
女性らしい体つくりや美肌を維持するために欠かせないのが女性ホルモンですが、他のホルモンよりも加齢やストレスの影響を受けやすいものです。
女性ホルモンがどんな働きをしているかというと、生理を司るだけではなく、肌の美しさやボディラインの柔らかな女性らしさを保つ役割があります。
また、女性ホルモンが減ると「更年期」の症状が重くなったりもします。若い人でもなる若年性更年期も増えてきていますので、若い人でも安心はできません。
女性ホルモンを増やす食べ物を上手に摂りいれて、いつまでも女性らしく健康でいれるようにしましょう。
女性ホルモンを増やす食べ物や栄養素
大豆食品全般
・豆腐
・納豆
・味噌
・高野豆腐
・黒豆
・小豆
・豆乳
・油揚げ
豆腐や納豆などの大豆製品には大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボンは、ホルモンバランスを整えてくれる女性ホルモンと同様の働きをしてくれます。
割と手軽に摂取できるものが多いので、食事の準備に時間がかけられない忙しい方にも非常にお勧めです。
魚類
・マグロ
・カツオ
・サンマ
・イワシ
・サバ
マグロやカツオなどの魚類にはビタミンB6が多く含まれています。ビタミンB6には、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの代謝に働きかけ、ホルモンバランスを整えてくれます。
サンマやイワシにはタンパク質が豊富です。それから血液をサラサラにする不飽和脂肪酸や脳の働きをよくするDHAが豊富に含まれています。
サバには動脈硬化を防ぐペプチドという成分の脂肪が含まれています。
美と健康には魚は必要不可欠です。積極的に魚を食べるようにしましょう。
ビタミンE
・アーモンド
・煎茶
・モロヘイヤ
・カボチャ
・大根の葉
ビタミンEは「老化を防ぐビタミン」と呼ばれており、脳下垂体や卵巣に働きかけてホルモン分泌をコントロールしてくれます。さらに高い抗酸化作用があるので美容効果も十分期待できます。
お茶を飲むならビタミンEを多く含んだ煎茶を飲むことをおすすめします。お茶であれば簡単に摂取することが出来ますので、積極的に摂りいれて女性ホルモンをどんどん増やしていきましょう。
アボガド
アボガドには上記で紹介したビタミンEのほか、女性ホルモンの代謝を促しホルモンバランスを整える働きのあるビタミンBが含まれています。
そのほかにもマグネシウム、カリウム、葉酸、食物繊維といったホルモンを維持するに非常に大切である成分が豊富です。朝食のサラダに加えるといいですね。
卵(卵黄)・チーズ・牛乳・バター
卵やチーズ・牛乳などには良質なたんぱく質が含まれており、少量でも栄養がかなり補給できますので、体調の悪い時なんかでもおすすめです。
バターには脂溶性のビタミンAやビタミンD、ビタミンE、ビタミンK2といったホルモンの構築に必要な脂溶性のビタミンが豊富に含まれています。
また、卵黄は生殖器系やホルモンバランス、美肌を維持するのに必要不可欠な成分(ビタミンE、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンD、鉄、カルシウム、カリウム、リン…等々)が豊富なため、朝食などで意識的に摂るようにするといいでしょう。ただしコレステロールも多く含まれるので摂り過ぎには要注意です。
ココナッツオイル
ココナッツオイルにはラウリン酸が多く含まれており、ホルモンの生成に重要な働きをしてくれます。ココナッツオイルはオーガニック認定されている安心のものを摂り入れるようにしましょう。
女性ホルモンの分泌を妨げる食べ物
反対に女性ホルモンの分泌を妨げる食べ物にはお菓子類(甘いものやスナック系)やから揚げなどの揚げ物、ジャンクフードなどがあります。
どれも美味しいものばかりなのでついつい食べ過ぎてしまうかと思いますが、女性ホルモンの分泌の妨げになりますので、なるべく食べるのを控えるようにしましょう。
ただし、食べるのを我慢してストレスを溜めこむことも身体によくないことですので、ここでは「なるべく」という表記を使わせて頂きました。
私も甘いものは大好きですし、至福のひと時をやめるなんてことはできません(笑)。ただ、毎日は食べないようにしたり、食べる量を減らすようには心掛けています。
大事なのはバランスのとれた食事をしっかりと摂ることです。ただし忙しい時などどうしても食事が偏りがちになってしまい、ホルモンバランスが崩れがちになってしまいますよね。
そういう時はサプリメントで補うのも一つの手です。
今回紹介した女性ホルモンを増やす食材を意識的に摂るようにして、いつまでも若々しくきれいな体を維持していきましょう。