額(おでこ)のしわは目立ってしまうので、気になっている人も多いと思います。
額にしわがあると、老けて見えるだけでなく、不機嫌な印象を相手に与えてしまいやすくなります。
ではなぜ額にしわが出来てしまうのでしょうか。今回はそんな額のしわが出来る原因と対策法を紹介します。
額(おでこ)のしわが出来る原因
まずは額のしわが出来る原因を見ていきましょう。
表情筋の衰え
表情筋の衰えは額にしわができる大きな原因となります。
表情筋とはその名のとおり表情を作るための筋肉で、顔に無数に存在しており、目や口などを動かすのに使われます。
その中でも額のしわに大きく関係しているのは、まゆげ周りの筋肉や目の周りの筋肉です。
これらの筋肉が衰えると、おでこを支えることが出来なくなったり、目を大きく開く時におでこの筋肉を使うようになったりするため、おでこに負担がかかってしわが出来やすくなります。
表情の癖
まゆげを上げる癖がある人は、額にしわが出来やすいです。
一度、鏡に向かってまゆげを上げてみるといいでしょう。額にしわが出来ると思います。
若いころは肌にハリや弾力があるため、まゆげを上げた瞬間にしわが出来てもすぐに戻るのでしわが残ることはありませんが、加齢などによって肌にハリや弾力が無くなると、しわが戻らずに肌に残ってしまいます。
肌の乾燥
額は皮脂分泌量が多い箇所ですが、皮脂量が多い分、余計に皮脂を取りすぎてしまったり、保湿を怠ってしまうことで乾燥が進行してしまいがちになります。
乾燥はお肌の大敵です。額も例外ではなく、乾燥が進んでしまうとしわが出来やすくなったり、様々な肌トラブルを引き起こしやすくなります。
頭皮が凝り固まっている
「おでこのしわなのに頭皮?」と驚く人もいるかもしれませんが、おでこに限らず顔のたるみと頭皮は密接な関係があります。なぜなら、頭皮と顔の皮膚は一枚の皮膚で繋がっているからです。
目をぱっちり開けた時に眉毛の位置が上がると思いますが、この時本来であればおでこも一緒に上がるのですが、頭皮が凝り固まっていると、おでこが上がらないためしわになってしまうのです。
紫外線ダメージ
紫外線によるダメージは、肌の奥にある真皮層にまで達し、お肌のハリや弾力を保つのに必要なコラーゲンやエラスチンなどを破壊していきます。
その結果、肌の老化を進行させてしまい、しわなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
額は体の高い位置にあり、紫外線の影響を受けやすいので、より注意が必要です。
額(おでこ)のしわを消す対策方法は?
額のしわを消すための対策方法を紹介します。
表情筋トレーニング
額(前頭筋)や目の周りの筋肉(眼輪筋)の筋肉を鍛えることで額の凝りがほぐれ、ハリが出てしっかりと頭部を支えることが出来るようになります。
額のしわに効果的なトレーニング方法を紹介します。
額の筋肉トレーニング
1) 額にしわが寄らないよう、両手の指を額に当てて額を固定します。
2) そのままの状態で、まゆげをゆっくりと上げ、そのまま10秒間キープします。
3) 10秒経過したらまゆげをゆっくり下げます。
4) このまゆげの上下を1セットとし、10回繰り返します。
目の周りの筋肉(眼輪筋)トレーニング
1) 額にしわが寄らないよう、両手の指を額に当てて額を固定します。
2) 目の周りの筋肉を意識して、目をゆっくりと大きく開き、そのまま10秒間キープします。
3) 10秒経過したら、今度は目の周りの筋肉を意識して、目をグッと閉じて、そのまま10秒間キープします。※この時力を入れすぎて目の周りにしわが出来ないよう注意しましょう。
4) この目を開ける閉じるを1セットとし、5回繰り返します。
頭皮マッサージ
額のしわをなくす為に、おでこばかり何とかしようと考えがちですが、実は頭皮マッサージも非常に効果的なんです。
頭皮と顔の皮膚は一枚の皮膚で繋がっているので、おでこだけでなく頭皮もしっかりケアしてあげる必要があります。
頭皮がカチカチに凝り固まっていると、その重たい頭部をおでこで支えようとするので、おでこに負荷がかかってしわが出来やすくなります。
そこで、頭皮マッサージをして頭皮の凝りをほぐすことでしわが出来にくくなるのです。
頭皮マッサージ方法
基本的に頭皮マッサージは、指の腹を使って行います。絶対に爪を立てないようにしてください。そして、頭皮を擦るのではなく指の腹を頭皮にしっかり密着させて、地肌を引き上げるようにして動かすようにしましょう。
1) 頭頂部に親指以外の4本の指を置いて、外側に円を描くように5回ほどゆっくりと回します。
2) 耳の上に親指以外の4本の指を置き、親指を耳の後ろに置いて、上に引き上げるように5回ゆっくりと回します。
3) こめかみ部分に親指以外の4本の指を置いて、上に引き上げるように5回ゆっくりと回します。
3) おでこの生え際に5本の指の腹を置いて、頭頂部に向かって頭皮を動かし、5秒間キープします。これを3回繰り返します。
4) 眉上に親指以外の4本の指を置いて、外側に円を描くように5回ほどゆっくりと回します。これを生え際付近まで少しずつずらしながら繰り返します。
5) 首の後ろ部分(うなじ)に、親指の腹を置いて、ツボを押すように5回ほどゆっくりと回します。
保湿をする
おでこはベタつくからといって保湿を怠っていませんか?
皮脂が多く分泌するのは乾燥が原因の可能性があります。肌が乾燥していると、肌を潤そうとして皮脂を多く分泌するようになります。
また、皮脂が気になるからといって洗顔のしすぎも乾燥の原因になるので要注意です。
乾燥が進むとしわが出来やすくなりますので、しっかりとおでこの保湿をするように心がけてください。
おすすめ保湿化粧品
額のしわに効果的なおすすめの化粧品を紹介します。
ビーグレン(b.glen)
ビーグレンは、『美容成分の浸透深度』に着目したサイエンスコスメです。
「QuSome®(キューソーム)」という浸透テクノロジーにより、美容成分を角層の奥まで届けてくれて、肌の保水力を高めてくれます。
肌トラブルの原因箇所に合わせて浸透するので、浅いしわから深いしわまでしっかりとアプローチしてくれます。
公式サイトをチェック♪オルビスユー ドット
オルビスユー ドットは、年齢サインの因子に着目した、エイジングケアに特化したスキンケアシリーズです。
先進美容発想に基づいた新たな美容成分「G.D.F.アクティベーター」を配合しており、しわやハリ不足などエイジング悩みに根源からアプローチしてくれます。
また、角質のすみずみまで水分・油分を保ち、ハリ・ツヤを与える保湿成分「GLルートブースター」が肌深くまで浸透することによって、内側からピンと張りのある肌へと導いてくれます。
年齢肌を立体的にとらえ、細胞レベルで肌のエイジングへアプローチしてくれるので、肌の土台環境からしっかり改善したい方におすすめです。
公式サイトをチェック♪スマホやパソコンの使い過ぎにも要注意!
スマホやパソコンをよく使うという人は多いと思います。
でも、このスマホやパソコンの使い過ぎがおでこのしわの原因になることがあるので注意が必要です。
特にスマホやパソコンを操作している時に、猫背になっていたり、下を向いていたりする場合は要注意です。
姿勢が悪い状態が長く続くと、リンパの流れが悪くなり老廃物が溜まりやすくなります。その結果、しわやたるみが出来やすくなるのです。
また、長時間スマホやパソコンを使用することで目の疲労が溜まり、目の周りの筋肉が弱まって、目が開きにくくなってしまいます。
すると、目を大きく開く時におでこの筋肉を使うようになり、しわが出来やすくなります。
アンチエイジングのためには、スマホやパソコン操作はほどほどにしておいたほうが良いです。
仕事などで長時間使用しないといけないという人もいるかと思いますが、1時間毎に10分間休憩するなど、疲れをなるべく溜め込まないように工夫するようにしましょう。