ごま油うがいと聞くと「油でうがいをするなんてウソでしょ!?」と思われるかもしれませんが、ごま油うがいとはアーユルヴェーダの健康療法の一つなんです。
アーユルヴェーダとはサンスクリット語であり、生命を意味する「アーユス」と知識を意味する「ヴェーダ」の複合語です。
ごま油うがいの効果
アーユルヴェーダは置いておいて、本題の「ごま油うがい」ですが、アンチエイジングやデトックスの効果があると言われており、白髪・抜け毛・美肌・ほうれい線・口内炎・口臭・虫歯に効くというのです。
舌の裏側と言うのは、身体のなかでも特に吸収率が高いところですので、解毒作用の強いごま油がそこに入り込むことで、より身体に栄養分を行き渡らすことができます。
ごま油うがいのやり方
ごま油というと茶色のものをイメージするかもしれませんが、ごま油うがいで使用するのは白いごま油です。※マルホンの「太白胡麻油」など
・白ごま油を100度~110度まで熱します。(火入れ)
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・熱し終えたら火を止め、粗熱を取ります。※くれぐれも熱い状態のままうがいをしないでくださいね。大火傷してしまいますので(笑)
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・粗熱が取れたら密閉された容器にいれ保管します。
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・一回のうがいで使用する白ゴマ油の量は大さじ1杯程度です。口に含んで通常の口をゆすぐうがいの時のようにぶくぶくうがいをしてください。量が少ないので、うがいしずらいですが、唾液がでてきて混ざり合って量が増えるので心配いりません。
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・つづいてそのまま上を向いてガラガラうがいをし、舌の裏など口の中に白ゴマ油がまんべんなく行き渡るようにうがいをしたら、白ゴマ油を吐き出して終了です。
うがいの時間は1~2分くらいでいいでしょう。時間帯は朝と夕方に行うのがいいと言われています。効果を最大限に発揮させるためにも毎日行いましょう。
保存した白ゴマ油はどのくらい持つの?保存方法は?
火入れをして保存したごま油は常温で約3カ月ほど保存できます。保存方法は密閉された瓶に入れるのですが、もし用意するのが難しければ、購入した白ゴマ油の容器に火入れしたごま油を戻して保存するのでも問題ありません。
油でうがいというのに最初はどうしても抵抗を感じてしまいますし、慣れるのに時間がかかってしまうかもしれませんが、是非一度試してみてはいかがでしょうか。