仕事柄デスクワ―クで長時間パソコンの画面を見ることがあるので、目の疲れが酷い…なんて悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
スマートフォンが普及したことによって、電車での移動中ずっとスマートフォンを見ているといった人も多いはず。
このように目を酷使し、疲れ目を放置していると、視力低下などのリスクがあるのはもちろんのこと、老け顔を増長してしまうことにもつながります。
老け顔を予防するためにも、目の疲れは放置せず、しっかりと取り除くようにしましょう。
目の疲れを取り除く方法
スプーン1本を使う方法
準備
カレースプーンくらいの大きさのスプーン1本を使ったマッサージ方法を紹介します。
まず、熱湯を用意し、その中にスプーンを2,3秒ほど入れて取り出します。清潔なタオルやティッシュなどでスプーンをふき取ります。
あまり熱いと火傷をしてしまう可能性があるので注意が必要。手で触ってみて少し熱いくらいがベストです。温度でいうとおよそ45度くらいでしょう。
温スプーンでマッサージ
そしてこの温めたスプーンの底のカーブしている部分を使ってマッサージをしていきます。まず、眉頭の下の骨にスプーンを当て、骨に沿ってこめかみに向かって優しくさすっていきます。
さらに同じ要領で5ミリほど上げた位置から眉に沿ってこめかみへとさすっていき、さらに開始位置を5ミリほど上げて同じ要領で眉の上をさすっていきます。
これを5回繰り返し、左右両目行います。
これが終ったら今度は目頭の下の骨にスプーンを当て、上記同様さすっていき5ミリほど開始位置を下げていき(3段階)、これを5回繰り返します。
冷スプーンでマッサージ
温スプーンでのマッサージが終ったら次は冷水に冷やしたスプーンを使って同じようにマッサージをすると、血管の収縮作用が高まりより効果的です。
スプーン1本とお湯さえあれば職場でもどこでも気軽にできるので、おすすめです。
ツボを押す方法
目の疲れに効くツボをマッサージする方法です。
陽白(ようはく)
目の疲れに効くツボはいくつかあるのですが、まず「陽白(ようはく)」というツボがあります。
陽白というツボは肩の中央より指1本分ほど上にある少しくぼんでいる部分になります。
この部分に人差し指と中指を押し当てて円を描くようにクルクルと刺激を与えます。この時、力を入れ過ぎないようにしましょう。
30秒くらいしたら終了です。ふと気が付いた時など1日に数回行うといいでしょう。
目の疲れをとるだけでなく、目元をパッチリさせる効果もあるので、クマなどの予防にも効果的です。
合谷 (ごうこく)
次は「合谷 (ごうこく)」というツボの紹介です。
手の甲側の親指と人差し指の付け根付近のV字に交わったところのくぼんでいる部分になります。
この部分をもう片方の親指を使ってほぐしてあげましょう。胃腸の働きと関係の深いツボあり、疲れ目や頭痛に効果的です。
側頭部にあるツボ
また、側頭部のマッサージをすることも効果的です。
側頭部には疲れ目や頭痛に効くツボが集まっているため、側頭部をほぐしてやることで、目の周りの血行がよくなり、すっきりとした気分になれます。
やり方としては、手のひら全体を使って、耳の上部分を包み込むように頭の横の部分を圧迫します。
そしてそのまま頭皮を上に持ち上げ、頭蓋骨を指の腹を使って上から押し込み、頭頂部を圧迫してやります。これを3回ほど繰り返します。
目の体操をする方法
続いては目の体操をする方法を紹介します。
目の体操で目の周りの筋肉や血管を刺激してやり、目の細胞の新陳代謝を促してやることで、疲れ目の解消をすることが出来ます。
まずはギュッと目を閉じます。
10秒経ったら目をパッと開き、顔の位置はそのままで上を見ます。
10秒経過したら再び目をギュッと閉じて10秒待ち、目をパッと開き、今度は顔はそのままで下を見ます。
同じ要領で今度は10秒目を閉じたら、右を見ます。
再び同じ要領で10秒目を閉じたら、左を見ます。
上下左右1セットを1日3回行います。
まとめ
目の疲れを取り除く方法を紹介しました。どれも簡単にできるものばかりなので、お仕事の合間などにもぜひやってみてください。
また、サプリメントを摂るなどして、内側からのケアをしてあげる方法もおすすめです。目に良い成分と言われている「アントシアニン」が豊富に含まれている果実には「アサイーベリー」があります。
目に良い果実としてブルーベリーはよく知られていると思いますが、アサイーベリーにはブルーベリーの約5倍と、圧倒的に豊富なアントシアニンが詰まっていることがわかっています。目の疲れでお悩みの方はアサイーベリーのサプリメントを試してみてもいいかもしれません。
それと老け顔予防のためには、しっかりと保湿をしてあげることも忘れないようにしてくださいね。