マッサージなどのケアはほうれい線に効果的ではありますが、すぐに効果が出るわけではありません。
ただ、どうしてもすぐにほうれい線を消したいという時もありますよね。
そのような時は普段はマッサージなどのケアを続けるのですが、外出時はメイクで目立たなくしてしまえばいいんです。
では、ほうれい線を目立たなくさせるメイクはどうすればよいのか、紹介したいと思います。
メイク前
メイク前にはしっかりとスキンケアをするようにしましょう。しっかりと保湿をすることでほうれい線をこれ以上悪化させないことを目的としています。
洗顔でしっかりと顔の皮脂汚れなどを落としてから、化粧水・美容液・乳液やクリームなどをしっかりと肌に塗りこんでください。
化粧下地を塗る
化粧下地を丁寧に塗ると、ファンデーションの仕上がりに大きな違いが生まれます。
肌の凸凹を滑らかにしてくれる効果があるため、シワを目立たなくしてくれるのです。きれいにメイクを仕上げるポイントは全体的に薄く塗ることです。
ほうれい線部分も薄目に塗るようにしましょう。
また、シワの一番の原因ともいえる紫外線をカットしてくれる化粧品を選ぶのが良いでしょう。
コンシーラーの使い方
コンシーラーは暗く見えないように、少し明るめのカラーで、少量を肌に乗せ、薬指で優しくたたくように肌になじませます。
この時べたっと塗らないようにしましょう。べたっと塗ってしまうと、逆にほうれい線が目立ってしまいます。
ほうれい線に沿って下から上に軽く指圧をしてあげることがポイントです。そうすることでパッと明るい印象になり、シワやほうれい線が目立ちにくくなるのです。
ファンデーションの選び方
肌が乾燥してくると、ほうれい線などのシワは目立ってきてしまいます。その為、ファンデーションは保湿成分の含まれたものを使うことをおすすめします。
パウダーファンデーションよりも、クリームタイプ・リキッドタイプ・ジェルタイプの方が向いていると言えるでしょう。パウダーファンデーションだと、ほうれい線のシワに入り込ませることができず、返って目立ってしまう場合があります。
パフは清潔なものを使うようにしましょう。汚れたパフを使ってしまうと、ファンデーションが肌に上手く乗らずに、ムラが出てしまったり、厚塗りの原因になってしまいます。
ファンデーションの塗り方
ほうれい線の部分に、ファンデーションを塗るときは、強くやるのではなく、優しくトントンと、軽くたたいてなじませるようにしてください。くれぐれも厚塗りにはしないようにしましょう。
ファンデーションを塗ってもほうれい線が気になる場合は、ハイライトを入れるといいでしょう。
パール入りのハイライトをのせるなどをして、ほうれい線の影を見えにくくすれば、溝が目立たなくなります。
ほうれい線ばかりに意識したメイクをしないことも重要
ほうれい線ばかりに意識したメイクをしていると、返って目立ってしまうこともあるので注意が必要です。
アイシャドーやアイライナー、マスカラ等を使って目元を強調するメイクにしたり、唇に視線を集めるように、グロスを塗ってぷるぷるに見せたり、リップペンシルを使って口角が上がって見せるようにするのもいいでしょう。
最後に
すぐにほうれい線を消したいという人のためのメイク方法を紹介しました。
ただし、ほうれい線を根本から解消させるには、ほうれい線に効く化粧品を使ってのケアやマッサージなどの日々の努力が必要不可欠だということを、しっかりと意識しておくようにしましょう。