ほうれい線は見た目年齢に大きな影響を与えます。
そしてそのほうれい線をよく見てみると、「左右でしわの深さが違う!」なんてことありませんか?
ただでさえほうれい線があるとマイナスなイメージなのに、左右のしわの深さが違うとバランスが悪く、見た目がさらに悪い印象になってしまいますよね。
左右のほうれい線が違う原因
では、なぜこのように左右のシワの深さが異なることが起きてしまうのでしょうか。原因を見ていきましょう。
まず考えられる原因として下記が挙げられます。
・食事のとき、口のどちらか片側だけで噛んで食べている
・寝る姿勢が横向きで、いつも同じ頬を下にしている
・顔の筋肉の使い方に偏りがある
・骨格がゆがんでいる
おもにこれらがシワの深さが異なる要因となります。それぞれ詳細を見ていきましょう。
原因1:食事のとき、口のどちらか片側だけで噛んで食べている
意識をしていないと、食事の時に片方だけで食べているという人は多いものです。
利き腕のほうを主に使うのと同じように、噛みやすい方で噛むというのは案外無意識のうちにやってしまっていることなのです。
まずは両方の側を使って食べているかをしっかりと意識をすることを心がけるようにしましょう。
また、虫歯があったり歯並びが悪くかみ合わせが良くない部分があると、そこを避けるようにして噛もうとするため、左右のどちらかに偏ってしまいがちです。
ですので虫歯やかみ合わせの悪い部分がある場合は、早急にその部分の治療を行う必要があります。
原因2:寝る姿勢が横向きで、いつも同じ頬を下にしている
毎日仰向けで寝ている人はなんの問題もありません。
しかし毎日横向きで寝ている人は要注意です。同じ頬を下にしているというのであればさらに要注意です。
横向きで寝てしまうと、どうしても下側の頬が圧迫されてほうれい線が出来やすくなってしまいます。
寝ている時は無意識ですので、改善させるというのも難しいのですが、少なくとも寝付くまでの間は仰向けの状態でいるようにしましょう。
どうしても横向きでないと寝付けないという人は、向きを毎日変えるように心掛けましょう。
また、正しい姿勢で寝る為には枕選びも重要になってきます。良質な睡眠を取るためにも枕は自分に合ったものを選ぶことが大切です。
原因3:顔の筋肉の使い方に偏りがある
友達と会話をしている時や電話をしている時など、自分が話をしている姿を鏡で一度見てみましょう。
口が左右均等に開いているでしょうか?口角の上がる位置が左右均等でしょうか?これら2点が均等でない場合は注意が必要です。
無意識の状態では左右均等に筋肉をつかうというのはどうしても難しいものです。鏡を見ながら口の周りの筋肉を均等に使うよう意識的に矯正していくようにしましょう。
原因4:骨格がゆがんでいる
全身の骨格がずれていると、左右のシワのバランスが悪くなります。
骨格は生まれたときから歪んでいるという人もいますし、日々の生活の中で歪んでしまうという人もいます。
自分の顔の左右のパーツの高さを比べてみると、どれだけずれているのかと言うことが分かります。まったくずれていないという人はほとんどいないでしょう。
誰でも多少はずれているものなのですが、1cm以上ずれている場合は、骨格が歪んでしまっていたり、筋肉のバランスが悪くなっている証拠だと言えます。
上記で紹介した姿勢や筋肉の使い方を均等にさせることで、すこしずつ改善させるようにするといいでしょう。
ただ、骨格のゆがみは自分ではなかなか治すのが難しいです。そこで、整体等に通ってで骨格のゆがみを治すというのも一つの手です。
まとめ
ほうれい線の左右のしわの深さを均等にすることは難しいものです。
ほうれい線を消すケアをしつつ、あせらずゆっくり上記で紹介した改善方法を実践していくといいでしょう。