頬や口元の筋肉が凝り固まるとほうれい線の原因になります。
マッサージをして凝り固まった筋肉をほぐしてやることで、ほうれい線の予防・改善に繋がります。
そんなほうれい線に効果的なマッサージはいくつかあるのでご紹介します。
親指1本でおこなうマッサージ方法
これは親指1本でできる超簡単マッサージです。簡単に言うと親指を口の中に入れて行うマッサージなんです。
口の中に指を入れると聞いて「え!汚い!」と思った人もいるかもしれませんが、マッサージ前にちゃんと手を洗えば大丈夫です(笑)どうしても気になるという人はビニール手袋をはめて行ってもOKです。唾液が結構出たりするので、洗面所やお風呂につかりながら行うのがおすすめです。あまり人前でやらないことをおすすめします(笑)
それではやり方ですが、右手で左のほうれい線、左手で右のほうれい線をマッサージします。
親指以外の4本の指はほうれい線の開始地点あたりで軽くおさえ、親指の腹の部分を使って、頬の内側から筋肉を伸ばすイメージで、ほうれい線を内側の上の部分から下へ軽くさすります。この時、爪などを立てて口の中を傷つけないように気を付けてください。傷つきにくいように唾液をしっかり口の中で出しておくといいでしょう。
これを10回3セット行います。
頬のたるみに効くマッサージ
続いては頬の筋肉を鍛えて頬のたるみを防ぐマッサージです。こちらも簡単なので、口の内側からほうれい線を伸ばすマッサージと合わせて行ってください。
まず、人差し指・中指・薬指の3本の指の腹を使って頬骨のすぐ下をぐっと押さえ、皮膚ごと右、左と大きく動かします。この時注意なのが皮膚の表面をこすらないようにすることです。皮膚の表面をこすってしまうと摩擦で肌を傷つけてしまうことになります。
左右に10回動かし終わったら、3本の指の抑える位置を指1本分下にずらし、また左右に10回動かします。
これを3回繰り返したらOK。
ポイントはしっかりと筋肉を刺激させるように少し強めに動かすこと。ただし、決して皮膚の表面をこすらないようにしてください。あと、あまり力みすぎたり、爪を立てたりするのももちろんNGです。
側頭部のマッサージ
続いては側頭部周辺に行うマッサージです。
「ほうれい線対策なのに側頭部?」と思った人がいるかもしれませんが、側頭部の筋肉が凝り固まっていると、頬の肉を引き上げる役目が果たせなくなり、たるみの原因につながるんです。パソコン作業をするのが多い人などは特に側頭部が凝り固まりやすいので注意が必要です。しっかりと側頭部をマッサージをして、筋肉の凝りをほぐしてあげましょう。
側頭部マッサージのやり方ですが、耳の中心より上の部分からこめかみのあたりを、人差し指・中指・薬指3本の指を使って押し当て、指にぐっと力を入れながら内から外へ向かって小さな円を描くようにもみほぐします。
10回動かし終わったら、側頭部周辺で少しずつ位置を変えながら同じようにマッサージを行っていきます。凝ってるなと感じる部分や気持ちいいと感じる部分を行うのがポイントです。
これを3~5回ほど繰り返せばOKです。
もし、シャンプーブラシがあれば、シャンプーブラシを使ってマッサージをしてやると非常に簡単で効果的です。
まとめ
マッサージは一回やっただけでは意味がありません。毎日継続的に行うことで効果が表れてきます。
マッサージは入浴中だと筋肉が温まり柔らかくなっているので、お風呂にゆっくりつかりながら行うことをおすすめします。また、マッサージを行う際は肌を傷つけないようにクリームをお顔全体に塗ってから行うようにしましょう。
今回紹介したものはお風呂に入っている時やテレビを見ている時にも出来るような超簡単なものばかりですので、ぜひ毎日実践してみてください。ただ、くれぐれもやり過ぎは厳禁ですよ!